wings

リトルダンサー、をみた。

ゲイの友人マイケルと、挑発してくる先生の娘を、拒否せず受けいれ、彼らの行動や存在に引っ張られることもなく、以前と変わらず接する優しさ。

性とそれに付随する煩わしさを越えて、
周りの抑圧に左右されない、主人公の自由さ、
純粋な優しさに、大変癒された。

好きなシーンが二つ

最後の別れでの、友人マイケルへのキス。
相手が喜ぶから、ではなく、自分がしたいからとった感謝の行動。

そして、裸をみたいかと聞いてくる先生の娘に、 見なくとも好きだよ、
と言う、言えてしまうシーン。

未来をつかみに、颯爽と去る主人公は、
町や周りの人々を、置き去りにするのではなく、
彼らの中に確実に何かを残していく。


友人マイケル、先生の娘、
それはそれは、そのまんまな姿が、
本当に、本当に、かわいらしい。